願い事に応じた霊符があるように、神折符もまた願望に合わせた折り方があります。より強い霊験を求めるなら願い事にあわせた折符を作成するのがいいのでしょうが、人の願いは千差万別です。その数無限と言ってもいい。
ここでは、さまざまな願いごとに効験があるとされる諸願成就符の折り方と使い方をご紹介します。
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【折り始める前に】
必ず清浄な白い紙を使います。
半紙でもコピー用紙でも構いませんが、必ず神折符用に用意してください。
正式には手漉きの和紙を使います。紙の縦横比は横1:縦√2ですが、多少ずれても問題ありません。(完全に正確な寸法は小数点以下が多いので無理です)
折り符はやや腰のある紙の方が折りやすいです。
紙を折る時は息を止めます。折るために紙を回す必要がある時は時計回りにまわします。手順をいちいち見なくても折れるように本番に備えて練習しておいてください。
いざ折るぞ!という時は、身を清めて清潔な衣服に着替え、心を落ち着けてから一気に折りあげましょう。
【諸願成就符の折り方】
※裏表が分かりやすいように色のついた紙を使って説明しています。
1.用意した紙をまず下から上に半分に折り、さらに横に半分に折ります。横に折った中心線はしっかり折っておいてください。
2.折ったところを両方とも袋に開きます。中心線を意識してずれないように開いてください。
3.裏面が見えないように折り返します。
4.手前側1枚だけ下に折り下げます。
5~6.折り下げたところの左側を1枚めくって袋に開きます。ひし形のてっぺんは中心線に合わせてください。
7.6で出来たひし形の右側を左に倒して右側も袋に開きます。
8~9.8の矢印側を中心線に沿わせて折り、右に倒します。
10~12.左側を1枚めくって右に倒し、右端をさっきと同じように中心線に沿わせて折り左に戻します。
13~14.裏返して○印のついた辺を中心線に沿わせて折り下げます。
15.裏返して出来上がりです。
7から12までの手順がちょっとややこしいのですが、何度か練習していれば手本を見なくても折れるようになります。
完成写真がぼけちゃいました(汗)
練習で折った符は元通りに開いた上で燃やして灰を川に流しましょう。
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【諸願成就符の使い方】
折り上げた符は清め包みに包んで神棚に祀ります。神棚がない場合は、人の踏まない高いところ(たんすの上など)に白い布やヒノキの板を敷きその上に祀ってください。季節の果物とお水を供えて、願うことが叶うように毎朝祈願しましょう。
⇒清め包みの折り方
符を祀る場所が1階にあるとか、集合住宅の下層階で上の階に他の住人がいる場合は、符を祀ったところの天井に「天」または「雲」と書いた紙を貼っておくとよいと思います。
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コメント
四柱推命を勉強したいと思っています
あいちぇす様はお教室を開く予定はないのでしょうか
あと、どちらで勉強なさったのか教えて頂けませんでしょうか
コメントありがとうございます。
教室は開いておりません。
このサイトを占い理論と霊符関連に分割して
別にサイトを立ち上げる予定ではおります。
すみません。もう一つお尋ねします。
大宮司朗・著「幸せを呼ぶ折紙の秘密」に収載されている願望達成之符と同じ折り符でしょうか。
コメントありがとうございます。
お久しぶりです。
私は「幸せを呼ぶ折符の秘密」に目を通しておりませんので
同じかどうかはお答えいたしかねます。
願い事をかなえる系の折符は、このサイトで紹介したもの
以外にもありますのでもしかしたら違うものかも知れません。
この諸願成就符は、願望成就符と同じものなのでしょうか。